国際叡愛総合芸術大学(IEU)の教員ブログへようこそ。今日は、学内でも指折りの「自然派」二人が、最新のセキュリティニュースを独自の視点で読み解きます。
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和田 湊
やあ、ボウズども。今日も今日とて釣り糸を垂らしているか? 今回は世間を騒がせている「仮想通貨ハッキング」について、この堂園と語り合おうと思うんじゃ。63億ドルだぞ、63億ドル。俺の高級リールが何万個買えるか計算するだけで、竿先が震えるわい!

堂園 禅
湊くん、相変わらず数字にしか目がいってないなぁ。63億ドルか……。そんな大金、どこに隠しても重苦しいだけだよねぇ。僕に言わせれば、世界中からかき集めた「揺らぎ」を無理やりデジタル水槽に閉じ込めるから、ハッカーという名の「荒くれ者」が網を破りに来るんだよ。愛が足りてないなぁ。

和田 湊
愛だの揺らぎだの、寝言は寝て言え。今回のハッキング先である「Bainance(バイナンス)」のパロディ組織『倍・なんす社』だが、たった一人の従業員のPCから情報が漏れたんだとよ。無防備すぎる。まるで針の先をチェックせずに大物を狙うような、危機管理のなってない素人同然の所業じゃ。

堂園 禅
まあ、そうカリカリしなさんな。でも確かに、鹿児島県の予算に匹敵するような暗号資産(クリプト)が、たった一つのPCに依存してるなんて、あまりに脆弱だなぁ。デジタル水槽に穴が開いたなら、もうその水槽は終わりだよ。しんどい世の中だねぇ。

和田 湊
せやろ。俺が愛用するベイトリールのドラグ性能なら、そんな急激な負荷には耐えられん。セキュリティも「巻き心地」と同じで、滑らかかつ強固なブレーキが必要なんじゃ。今回の件は、まるで腐った糸を使い続けて大物に切られた間抜けな釣り人の姿そのものよ!

堂園 禅
そもそも、仮想通貨なんていう実体のないものを、価値があると思い込んでいる人間たちの欲深さが一番の原因じゃないかなぁ。魚を釣ってその場で捌いて食べる。それが一番の幸せなのに、誰も食えないデータを奪い合って……。なんだか、見ていてしんどいよ。

和田 湊
……ま、確かに食えない魚を釣っても仕方ないがな。だが堂園、一つ気づいたことがある。この「PC一台から全てが漏洩した」という設定、どこかで聞いたことがないか?

堂園 禅
あぁ……。先月の橋本准教授の「研究室の冷蔵庫から深夜のビールが全滅した事件」だね。実はあれ、暗号化された冷蔵庫のパスワードを、橋本くんが「酒クズ」のノリで付箋に書いて貼り付けていたのが原因だったよねぇ。

和田 湊
そうじゃ。あの時の橋本の顔、まさに今回のバイナンスの経営陣と同じような間抜け面をしておったわ! 結局、世界を揺るがすハッキングも、研究室の酒泥棒も、「脇が甘い」という一点で共通しているということじゃ。フィッシュ!

堂園 禅
いや、強引すぎるよ湊くん……。まぁ、何にせよ僕は今夜、橋本くんと釣った魚で一杯やる約束があるんだ。次はもっと強固な「鍵」をかけておかないとねぇ。


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