堂園:みなさん、ごきげんよう。国際叡愛総合芸術大学(IEU)、教養科の堂園です。今日もこの「水槽」の中は、何とも不思議なニュースで波立っているようですねぇ。というわけで、我が学内の「spiritual_force」派の重鎮、和田湊先生をお迎えしました。

堂園 禅
さて、和田先生。最近のネット界隈を騒がせているあのニュース、ご存知?「青鬼」がVTuberとしてデビューしたんだって。しかも『鬼武者 Way of the Sword』を、あの巨大な顔で「無言」で実況するらしいよ。しんどいねぇ、これ。

和田 湊
おう、知っとるわい。X(旧Twitter的な「鳥籠SNS」)で見たぞ。しかし、あれはいただけん。無言でゲームだと? 釣り師なら分かるはずだ。獲物との駆け引きには「静寂という名のノイズ」が不可欠なんじゃ。あいつのあののっぺりした顔、リールの巻き心地で言えば「グリス切れの安物」そのものじゃよ。

堂園 禅
あはは、相変わらず厳しいなぁ。でも僕はね、あの「無言」に現代の癒やしを感じるんだ。みんな、誰かが喋り倒す配信に疲れているんじゃないかな。あの青い虚無が、ただそこに座っている。それはまさに、我々が愛する「揺らぎ」の究極系かもしれないよ。

和田 湊
癒やしだと? 釣り場に置いてある錆びたバケツを見て癒やされる奴がおるか! そもそも、あいつが使ってる機材はどうなっておる。おそらく「Goo-gle」傘下の「Tube-Watch」社だろ? あんな巨大資本のプラットフォームに、ただの青い化け物が放り込まれて、一体何が釣れるというんだ。

堂園 禅
それはまた、随分と偏った見方だなぁ。でも、そうやって憤る和田先生の熱量こそが、ある意味で「鬼武者」的なんじゃない? 画面の向こう側の存在と、こうして向き合って議論している。これぞまさに、デジタル時代の精神的交信(spiritual_force)だね。

和田 湊
ふん、まあいい。だが、あの無言プレイを見ていると、どうも既視感があるんじゃ。……おい堂園、まさかとは思うが。

堂園 禅
ああ、気づいちゃった? そうだね、これ、去年の学園祭で君がリールを回しながら幽霊と対話しようとして失敗した、あの「IEU学内青色現象事件」と完全に同じ構造だね。

和田 湊
あの時は、あの無言の青い影が私のリールのドラグ音を完璧に再現しやがったんじゃ。今回のVTuberデビュー、運営の背後にうちの大学の連中がおるな? もしそうなら、すぐにあんな薄っぺらなデジタルコンテンツは打ち切れ! 釣りはもっと泥臭いものじゃ!

堂園 禅
まあまあ、愛だねぇ。どんなにデジタル化しても、結局みんな、僕らの「水槽」からは逃げられないってことさ。それではみなさん、また次回の揺らぎでお会いしましょう。


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