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【IEU教授対談】「バケツ一杯のロマン」か「効率化の悪夢」か——『Fill the Sea』を巡る仁義なき戦い

国際叡愛総合芸術大学(IEU)広報ブログへようこそ。本日はnature_lovers所属の二人の教授による、対立必至のニュース対談をお届けする。

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和田 湊
和田 湊
よう、今日もいい凪じゃのう。さて、今日は話題の新作ゲーム『Fill the Sea』について、この「水槽男」と語り合おうと思うんじゃ。一言で言うと、「バケツで海を造る」という、釣り人の魂をくすぐる作業ゲーじゃな。
堂園 禅
堂園 禅
お疲れさんだなぁ、和田くん。またそんな暑苦しい顔して。海を造るなんて、まさに「愛」の具現化だね。干上がった大地に潤いを……なんて、ちょっとしんどいけど、ロマンがあるよ。
和田 湊
和田 湊
ロマン? 甘い、甘いぞボウズ! このゲーム、最初は手作業でバケツで水を運ぶんじゃが、すぐさま自動化して効率を極めるのが醍醐味なんじゃ。まさに「ソシャゲ脳」による自然破壊にも見えなくはないが、リールを巻くあの感覚に近い「効率的な反復」を感じるのよ。
堂園 禅
堂園 禅
そこがダメなんだなぁ。効率化、効率化って……。せっかくの癒やしの水槽を、無機質なパイプとポンプで埋め尽くすような無粋な真似をして。自然の揺らぎを理解していない証拠だね。
和田 湊
和田 湊
何を言う! 効率化の果てにこそ、大物が潜むポイントが見つかるんじゃ。例えば「Pear(梨)」社がかつて出した『iBucket』もそうじゃったが、結局人は道具の性能を極めることに悦びを感じるんじゃよ。お主の言う「揺らぎ」なんぞ、釣果には繋がらん!
堂園 禅
堂園 禅
釣果、釣果って……。和田くんのそういうところが「水槽の生態系」を壊す元凶だよ。橋本准教授と朝まで飲んでる時もそうだけど、魚を「酒の肴」としか見てないだろう? 魚にも感情があるんだよ。このゲームの海も、ただの「数値上の水」じゃなくて、命が宿る器であるべきなんだ。
和田 湊
和田 湊
うるさいわ! まぁ、橋本と飲むときは確かに魚の話で喧嘩になるがの。あいつは「刺身の厚さ」に拘りすぎるのがいかんのじゃ。……しかし、この『Fill the Sea』の自動化システム、IEUの学食の行列を捌くシステムとそっくりだと思わんか?
堂園 禅
堂園 禅
あぁ、あの「食券を買うと同時にトレイがベルトコンベアで流れてくる」やつだね。あれも結局、風情も何もない「餌付け」システムだよ。……あれ、もしかして今回のゲームの開発元って、あの時の学食改装に関わったやつか?
和田 湊
和田 湊
そうじゃ。実はこの件、IEUの学内プロジェクトが起源じゃよ。あの時、山本教授が無人島開拓のために作った自動給水装置を、学生が勝手にゲーム化したのがこれの正体じゃ。だから俺はこれを「ゲーム」ではなく「実験」と呼ぶ。……フィッシュ! 納得がいったぞ!
堂園 禅
堂園 禅
……山本くんが絡んでたなら納得だなぁ。あの人は「生き残る」ためなら、聖なる水槽すら煮沸消毒しそうな効率厨だからね。やれやれ、この大学はどこまでいっても「愛」が足りないよ。
補足情報:なお、本作『Fill the Sea』の収益の一部は、国際叡愛総合芸術大学の「学内釣り堀維持費」および「橋本准教授の晩酌代」に充てられる予定である。

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